紫蘇と艾葉(ヨモギ)

西新の整体サロン
「ロジウラサロンととのえ 」さんでは
紫蘇陳皮茶とヨモギ茶が人気のようです。

ヨモギのお茶を飲んだらお腹を下したという質問がありました。

あれ?ヨモギはお腹を温めて腹痛を止める作用があったはず…と思い、改めて調べ直してみました。

ヨモギは温性で辛味と苦味の性質があります。
苦味の働きのひとつに瀉下(しゃげ)というものがあります。
(便などを)激しく出すという意味です。

なので、一度に沢山摂取するとお腹を下す可能性もあります😱

ヨモギは血の巡りを良くして体を温める性質があります。
冷えからくるタイプの腹痛にはおすすめです。



同じ温性で、胃腸の調子を整える食材に紫蘇があります。

紫蘇は温性で辛味の性質があります。
辛味の働きのひとつに、気を巡らせて発散するという性質があります。

体の表面を温めて、発汗作用により湿気や寒さを散らします。

梅雨時の湿気で胃腸の調子が弱くなったときにおすすめです。


このように
同じ腹痛でも、治療の仕方が少し異なります。腹痛のタイプによって使い分けることが大切です。

また、同じ体を温める食材でも性質が少し異なります。

薬膳教室木の芽

国際薬膳師 藤井杏紀奈 本草薬膳学院卒業。 福岡市内で薬膳セミナー、レシピ提案、中医薬膳学に基づいたパーソナル体質チェック&食事アドバイスをしています。 約4000年前から研究されてきた学問です。 めまい、冷え、むくみ、お腹が弱い、肌荒れ、生理痛や更年期の症状がつらい、毎日元気!いつもキレイだねってほめられたい! 自分の為だけでなく、困っている誰かの為に役立つ情報を共有したい。と考えています

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